赤い天然成分「アスタキサンチン」を使ったアンチエイジングの研究が進んでいます―アスタリール株式会社による講演レポート

アスタキサンチンがもつ抗酸化力がアンチエイジングに効果をもつという

 

 

 

 

アスタキサンチンって聞いたことありますか?

 

 

 

疲労回復や美容健康に効果があるということで、最近、話題になっている天然抗酸化成分です。赤い色味が特徴で、サケの身などは筋肉の中にアスタキサンチンを持っているために赤味が出るのだそうです。

 

 

 

今回参加した「第66回MACメディカル交流会」では、「アンチエイジングの切札・アスタキサンチンのすべて」というテーマで講演が行われました。

 

 

 

MACメディカル交流会は、以前もメディウェルギャラクシーにレポートを掲載しています。前回のもようはこちら

 

 

 

 

ドクターや薬剤師、看護師、そのほか関連企業の方々が多く集まり、毎回異なるテーマでの講演が開かれます。講演後の懇親会では情報交換が盛んに行われ、なかなか外部の人と接する機会の少ない立場の方々にとっても貴重な機会となっている場です。

 

 

アスタキサンチンがもつ抗酸化力がアンチエイジングに効果をもつという

スタート前から満席の会場。このあとの懇親会は新しいつながりを生み出す場に 

 

 

サケの身が赤い理由とは?

 

 

 

アスタキサンチンとはエビやカニ、サケなどに含まれる赤い色素をもった成分です。

 

 

 

サケは産卵のために川を遡上します。このとき非常に多くのエネルギーを要しますが、このときに筋肉がダメージを受ける原因となる「活性酸素」が多く発生するため、そのままだと川を登りきることができないのです。そこでサケはエビやカニを食べることによって自らの筋肉にアスタキサンチンを蓄え、アスタキサンチンの抗酸化作用によって活性酸素を打ち消すのだそうです。

 

 

 

アスタキサンチンの活性酸素に対する抗酸化力はビタミンCの6000倍にも上るといいます。この成分を人に生かすことによって健康増進作用が見込めるという点に着目し研究開発を進めているのが、今回の講演でプレゼンターとして登壇した、アスタリール株式会社です。

 

 

 

アスタキサンチンの抗酸化力がアンチエイジングに大きな効果をもたらすことを説明する山下氏

プレゼンターとして登壇したアスタリール株式会社のリテール事業本部

学術担当部長・山下栄次氏。

 

 

アンチエイジングにも効果、天然アスタキサンチン原料ブランド「アスタリール®」

 

 

 

講演では、アスタキサンチンが持つユニークな特徴・・・細胞膜の内部でも外部でも抗酸化力を発揮する点や、老化のもとと言われるミトコンドリアへの作用、DNAへのストレスダメージを軽減する点などについて説明されました。さらに、人体への健康増進作用として脳や皮膚、筋肉など、さまざまな部位に対して得られた効果についての紹介も。

 

 

 

今では市販でも多くの化粧品や飲料などに用いられており、これから認知度もさらに伸びていくものと思われます。

 

 

 

今回プレゼンターとしてアスタキサンチンを紹介したアスタリール株式会社は、医療機関・医療関係従事者や一般コンシューマーをそれぞれ対象とした栄養補助食品、化粧品などを製造販売している企業です。植物由来の天然アスタキサンチン原料として、社名と同じ「アスタリール®」ブランドで展開しています。

 

 

 

アスタキサンチンに関しては、今後より多くの製品が私たちの目に入ってくることになりそうです。見た目だけのアンチエイジングではなく、細胞から若さを保つことのできるという成分に、医療や高齢者福祉への活用の可能性を感じずにはいられません。

 

 

 


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