全員がかかる可能性がある「がん」。がんの原因と予防を行うために大切な事とは?

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こんにちは、メディウェルギャラクシーの安部です。

 

 

 

この「くらしの雑学コラム」では、医療や介護に携わる方々が、ふだんのお仕事や患者様・お客様とお話しするときなどに使えるちょっとした小ネタを紹介しています。

 

 

 

今回のテーマは「がん」です。

 

 

 

がんの危険性

 

 

現代において、二人に一人が生きている間にがんになると言われており「自分ががんになってしまう」ことが誰にでも起こり得る時代となりました。

 

 

 

年齢を重ねるごとに罹患する患者は増え、特に50歳から60歳以降、急激に増加することが判明しています。逆に言うとその年齢になるまでにがんだと診断される人はそれほど多くはなく、さらに死亡してしまうケースも統計的にみると多くはありません。

 

 

 

しかしがんは末期の場合、命を落とす危険性もある重篤な病気であることは言うまでもありません。発生する場所や発見した段階で生存率は大きく異なり、初期の場合では生存率は高く、治療をすることで完治することも可能です。

 

 

 

普段生活している中で私達ができることとして、がんにならない生活を心がけることや、健康診断を定期的に行うことが理想だといえます。

 

 

 

がんの原因とは

 

 

一般的に、がんが発生する原因は日常の生活習慣が深く関わっていると言われています。喫煙や運動、食生活などが深く影響することが判明しており、特に喫煙をしている人はそうでない人に比べてがんの発生率が何倍も高くなることがわかっています。

 

 

 

食生活においては肉類を多く食べ過ぎるとがんになりやすく、動物性脂肪を大量に摂取することで胆嚢から多くの胆汁が分泌されます。この胆汁には発ガン性物質が含まれており、これが長く大腸にとどまることで大腸がんになる可能性を高くすることもあるのだそう。

 

 

 

したがって、便秘などの症状で悩んでいる人はこの発ガン性物質が大腸にとどまる時間が長くなるため、それだけがんになる可能性を高めることになるといえるでしょう。

 

 

がんを予防するために

 

 

がんの予防には、生活習慣を見直すことが非常に大切です。

 

 

 

バランスがとれた食事は体に負担をかけず、肥満を防ぐためがんが発生する原因を抑えることができます。

 

 

 

また、がんのほかにも多くの病気を引き起こす引き金となる喫煙をやめることで、効果的な予防となります。その他、できるだけストレスなく食生活を改善し運動習慣を身につけることも、便秘予防→がん予防のために大切です。

 

 

 

がんを発生しやすい食べ物を避けることも、予防法の一つと言えます。女性の場合、乳製品などを多く摂取する傾向がある人は普段摂取する量を控えることが理想だそうです。

 

 

 

いろいろと予防のために配慮すべきことは多いですが、一番の予防法は、健康診断をこまめに受けることです。健康診断によって早期の段階で病気を発見することができ、がんになったとしても命を脅かす状態になる前に治療や対処を施すことができます。

 

 

 

 


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