多くの育児ママが悩む、育児と仕事の両立。両立させるコツとは?

夫婦

 

 

 

 

この「くらしの雑学コラム」では、医療や介護に携わる方々が、ふだんのお仕事や患者様・お客様とお話しするときなどに使えるちょっとした小ネタを紹介しています。

 

 

 

今回のテーマは「育児と仕事の両立」です!

 

 

家事の分担をしっかりと!

 

 

お子さんがいるご家庭では、育児をめぐっての仕事のやりくりや分担などがつきものです。

 

 

 

昔ながらの考えですと、男は外へ仕事へ行って、女は家庭の事をすると言うのが一般的だったようですが、今では女性の方が結婚後にお仕事を続けることも特別なことではありません。結婚後に女性が仕事を続けるためには、昔のように女性が家事や育児をするものだという考えではなく、お互いの生活を尊重して男性も家事や育児に積極的に関わっていく必要がありますね。

 

 

 

しかし人によっては「全部自分がやらなければならない」と思って、無理をしてしまうケースも少なくはないでしょう。旦那さんに最初から期待をしていないケースもあるかもしれません。しかしそのようなことで生活に無理が出てしまうと、家庭円満を維持することが難しくなってしまいます。ガマンや無理をすることなく、夫に相談し、例えばゴミ出しやお風呂掃除は夫がするというように、きちんと家事の分担をするとよいでしょう。

 

 

 

「相談しづらい・・・」という人もいるかもしれませんが、自分自身が無理な生活を続けて体を壊してしまうと、その影響を一番受けてしまうのは子どもです。夫にも、子どものことを第一に考えた結果であるということを伝え、理解を得られるよう努めるとよいでしょう。

 

 

 

ストレスはため込まない!

 

 

毎日の育児や家事で、ストレスが溜まってしまっている女性の方もいるでしょう。仕事もしているのでしたら、負担はどんどん増すばかり・・・。いっぱいいっぱいになってしまわないように、日頃からきちんと「自分なりのリフレッシュ」を考えておくといいですね。

 

 

 

1人でちょっとお買い物に出かけたり、ジョギングやゴルフの打ちっぱなしなど短時間でできるスポーツ、美味しいお茶やコーヒーを淹れて、お気に入りの音楽を聴きながら読書する時間・・・などなど、自分の好きなことをするような時間を、夫と相談をして作ってみても良いかもしれません。

 

 

 

ただ、夫が忙しかったり、あるいは自分たちの不在のときに面倒を見てくれる人が近くにいないというケースもあります。いたとしても、そんなにしょっちゅう面倒を見てもらう訳にもいきません。

 

 

保育園等では一時保育というサービスを行っている所もあったり、最近ではウェブサイトを通じて短時間から安価で家事を依頼できるサービスも増えてきましたので、自分に合ったサービスを検討してみてはいかがでしょう。

 

 

 

理解ある会社を選ぶ

 

 

 

育児と仕事の両立をする場合、職場側のサポートが非常に重要になって来るのは言うまでもありません。お子さんが熱を出してしまったりした場合に、会社を休む・早退するなどで病院に連れて行くことに対して理解のある職場なのかどうか・・・ということです。仕事が忙しいあまりにそうした余裕が持てない職場だと、十分なサポートが受けられないこともあるでしょう。

 

 

 

現実的に考えると、出産育児を前提に仕事を続ける場合には、事前の備えとして職場のサポート体制をちゃんと確認しておくこと、そして万が一、満足なサポートを受けることが難しそうな場合には、簡単なことではありませんが、転職なども視野に入れて活動を進めておくことも必要です。育児と仕事の両立に対するハードルは、以前に比べ改善されてきたとはいえまだまだ低いとはいえない現状です。理解ある環境で育児にも注力できるよう、検討を重ねるとよいですね。

 

 

 


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