人の心を動かすプレゼンの極意! 医療人のためのプレゼンテーションの達人、神戸大学の杉本真樹先生のお話を聞きました

心を動かす インセンティブプレゼンテーションを伝える杉本真樹先生

 

 

こんにちは。メディウェルギャラクシー編集長の安部です。

 

 

 

先日、神田で開催された医療関係者を中心とした情報交流の場「MACメディカル交流会」に参加してきました!

 

 

 

私がこの会に参加させていただくキッカケとなったのは、以前メディウェルギャラクシーでもレポートした国立科学博物館特別展「医は仁術」

 

 

同展で3Dプリンターを活用した臓器モデル人体模型へのプロジェクションマッピングなどについて、プロデュースと監修に関わられた神戸大学の杉本真樹先生が、この日ゲストとして講演されるという情報をキャッチしたからです!

 

 

 

杉本先生は特別展「医は仁術」の特別講演として4月に登壇されており、そこで私は初めて杉本先生の講演を聞くことができました。

 

 

 

展示されていた3Dプリンターによる臓器モデルなどの解説だけでなく、外科手術におけるナビゲーションシステムの開発(それも超・低コストで!!)エピソードなど、数々の貴重なお話に、気がつけば他の聴衆のみなさんと同様、すっかり目と耳を奪われてしまっていたのです。

 

 

 

それもそのはず。

 

 

 

杉本先生は先進的な医療者でありながら、“人を動かす”プレゼンテーションの達人でもあるからだったのです。

 

 

 

“人を動かす”プレゼンテーションの秘訣とは!?

 

 

 

MACメディカル交流会での、先生の講演テーマはズバリ「心を動かす インセンティブプレゼンテーション」

 

 

MACメディカル交流会にて、心を動かす インセンティブプレゼンテーション

 

 

先生の近著である「医療者・研究者を動かすインセンティブプレゼンテーション」の内容をもとに、ご自身の体験を交えた実践的な内容でした。

 

 

 

 

前半では、「そもそもプレゼンテーションとは何か」という理念的な面について。

 

 

心を動かす インセンティブプレゼンテーションを伝える杉本真樹先生

 

 

いかに「聞いた人が納得できるか」「持ち帰ってもらえるか」「その後に、行動するか」…そこまでが達成できて、初めてプレゼンテーションは成立する。

 

 

 

ただスライドを読み上げるだけ。ただ写真が貼ってあるだけではプレゼントは言えない。

 

 

 

良いプレゼンテーションを作るより、良いプレゼンターになりましょう!

 

 

 

それはつまり、

 

 

 

ジョブズになれ!ということ…

 

 

 

ではなく(笑)、

 

 

 

プレゼンターと聴衆のみなさんとの空間をコミュニケーションの場と考え、自分の言葉がみなさんのアクションの動機(インセンティブ)となるようにコアメッセージを伝えることができる、ということ。

 

 

 

決してみなさんを「Death by Powerpoint」(写真)に陥らせることのないように、強い信念を持ってプレゼンを組み立てているということが伝わりました。

 

 

Death by Powerpoint 

「Death by Powerpoint」
(杉本真樹書 医療者・研究者を動かす インセンティブプレゼンテーションより引用)

 

 

 

会場中で苦笑が!プレゼンテーションの「やってはいけない」NG事例紹介

 

 

後半は実際にスライドを組み立てていく上でのテクニックの紹介でした。

 

 

 

プレゼンの場で、ついつい言ってしまいがちな「時間が無いので駆け足で…」の迷(?)文句。

 

 

 

「不要です!」とバッサリ切り捨てる先生の一言に、会場では一斉に苦笑が…。かくいう私も、思い当たるフシがたくさんありました。

 

 

 

このほか、話法だけでなくスライドのデザインやバランス、便利なツールの紹介、壇上での立ち振る舞いなどなど、キリがないくらいのノウハウを惜しみなく披露。みなさんの、メモを取る手が止まりませんでした。

 

 

惜しみなくノウハウを公開する杉本真樹先生

 

 

  

医療者にとってこそ必要な、プレゼンテーションのチカラ

 

 

講演の後、思い切って先生に聞いてみました。

 

 

 

―先生がもっているプレゼンテーションのノウハウは、医療者だけでなく、それ以外のビジネスマンにとっても、すごく役に立つ内容だと思います。それをあえて医療者に向けて伝えているのは、どうしてなんですか?

 

 

 

杉本先生「もちろん、医療者以外にとっても役に立つことは理解しています。けれど、私が伝えているインセンティブプレゼンテーションは、医療者にとってこそ、必要なものなのです。

 

 

 

ビジネスマン向けのプレゼンノウハウは世の中に溢れています。けれど、医療者向けに作られたものは極めて少ない。

 

 

 

そうした環境でプレゼンのノウハウを持つことができなかった医療者たちが、今度は若い医療者たちに『発表とはこういうものだ』と伝えてしまうことも現実としてあります。

 

 

 

日々の医療行為や研究、発明などを通じて、医療者は数多くの貴重な知見を得ていきます。しかし、せっかく得たものをプレゼンが弱いために十分に伝えられない、というのは非常にもったいないことです。

 

 

 

私が提示しているインセンティブプレゼンテーションで、そうした知見が一人でも多くの人の心に届くように、そしてその人たちが次なる行動に出られるように、これからも活動を続けていきます」

 

 

 

ご自身が医師・研究者として見てきた医療界の状況を、独自の視点から良いものに変えていこうとするポジティブな信念と活動に、大きなパワーをいただくことができました。

 

 

 

杉本先生と

 

 

私も、またどこかでメディウェルギャラクシーの活動についてプレゼンテーションする機会があるはず。そのときには、この書のチカラを借りたいと思います。

 

 

心を動かすインセンティブプレゼンテーション 

 

 

「医療者・研究者を動かす インセンティブプレゼンテーション」は、amazonでも販売しています。気になった方は、ぜひご覧になってみてください。

 


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