旅に病んで 夢は枯野を かけ廻(めぐ)る【vol.12】

N866_akiwokanjiruochiba500

 

 

 

俳人・松尾芭蕉の辞世の句です。

 

 

病床に伏しながらも、夢の中ではまだ世界を駆けまわっている・・・という解釈か、

 

 

あるいは、その体は病に倒れても、自分の夢はずっと膨らみ続ける・・・という解釈か。

 

 

 

 

夢を叶えたくても、身体が応えられないこともあるでしょう。

 

 

 

周囲の環境が、それを阻むことも。

 

 

 

芭蕉はそんな状況にあって、こんなにも美しい句を遺しました。

 

 

 

少しでも、役に立てば幸いです。


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