イギリスで増える認知症専門看護師「アドミラル・ナース」。その取り組みと最新情報が、(株)ヒューマン・ヘルスケア・システムのセミナーで公開されました

会場にはアドミラル・ナースについて興味をもった来場者でいっぱいに。開催案内後すぐに満席となったそう。

 

 

 

こんにちは。メディウェルギャラクシーの安部です。

 

 

 

「アドミラル・ナース」、実は私、今回初めてこの言葉を耳にしました。

 

 

 

アドミラル・ナースとは、国家戦略として認知症対策を打ち出しているイギリスにおいて誕生した、認知症専門の看護師のことです。

 

 

認知症の当事者と、その家族に向けた支援を行うアドミラル・ナースによる訪問看護

 

 

 

アドミラル・ナースは、認知症患者のQOL(生活の質)向上のための介護支援を行うほかに、どんな医療サービス、福祉サービスを受けることができるか。どんな薬を使えばいいか。どうすれば上手く介護に当たることができるか・・・など、いろいろな相談に乗ってくれます。

 

 

 

今、認知症患者の訪問看護としてイギリスで注目を集めており、現在126名の有資格者を2015年中に200名まで増やすという目標で、普及が進んでいます。

 

 

 

特に、日本の医療と大きく異なる点としては「介護する家族への支援にも重点が置かれている」ということ。

 

 

 

介護の場に子や孫の視点を取り入れ、当事者だけではなく家族全員でうまく介護と向き合えるよう、サポートを行うのです。

 

 

 

具体的には、認知症介護を行う家庭のさまざまなケースワークを家族に教えたり、介護や症状に対する対応力の向上、コミュニケーション補助・・・などの実践的なものから、

 

 

 

当事者だけでなく介護をする人がQOLを向上させることができるよう、ストレスや不安に寄り添ったり、「このままケアを続けるかどうか」といった重大な意思決定のサポートなどを行うなどして、介護者の精神的負担を軽減するメンタル面での支援があります。

 

 

 

アドミラル・ナースについてイギリスの現状と課題、展望を話してくれたイアン・ウェザーヘッド氏。

アドミラル・ナースについてイギリスの現状と課題、展望を話してくれた講師のイアン・ウェザーヘッド氏。
自身もアドミラル・ナースの一人として、またアドミラル・ナースの指導者として、ヨーロッパやアメリカなどでも講演を続けている。

 

 

 

アドミラル・ナースは、より良い活動成果を得るために改善のための意見交換を活発に行い、さまざまな会議や講演、出版の機会をもとうとするなど、精力的に活動の幅を広げています。

 

 

 

医療費負担が0で、家庭医(各家庭に担当の医師がいる)が根付いているイギリスの医療制度。日本とは大きく異なりますが、アドミラル・ナースのような最新の事例を踏まえて、私たちがこれからさらに増えていくであろう認知症患者とその家族に対してどのように対応していけばよいのか。

 

 

 

実践の大きなヒントがあるように感じられました。

 

 

 

今回のセミナーを主催した(株)ヒューマン・ヘルスケア・システムは、都内で定期的にセミナーを開催しています。

 

 

 

次回は12月5日(金)、「今後の医療と介護の方向性を探るー医療介護総合確保促進法を踏まえてー」を開催予定。

 

 

 

実は同社のセミナーはほぼ毎回満席となる人気ぶり。話を聞けるだけでなく、その場にいる多くの人と交流をもつキッカケになるとあって、開始前や休憩時間でもそこかしこで話に華が咲いています。

 

 

 

気になった方は同社セミナー案内ページより、お問い合わせください。

 

 

 

 


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